〜 ヘッドウェイの30年 〜

 ヘッドウェイは1977年、現会長の八塚と現技術主任である百瀬のタッグにより誕生しました。ヘッドウェイは誕生当時から「ハンドメイドの良さを生かした、大量産には出来ない高品質の良いギター」を目指し製作し続けてきました。しかし、順調にその名を世の中に広めていたやさきに、工場が火災に合い全焼・・・機械や治具、材料等を全て失い、心半ばにしてこれ以上のアコースティックギターの生産を断念することとなってしました。
 時は過ぎ新しい時代21世紀を迎えた頃、エレキギターやベースを生産していた八塚と百瀬のもとへヘッドウェイのファンより「ヘッドウェイ・アコースティックギターの復活」の熱い声が届きました。最初はうまくいかないとあまり気ののらなかった百瀬でしたが、止まらない「ファンの声」に後押しされ製作が始まる事となりました。百瀬は十数年のブランクを埋めるべく研究を重ね、新しい時代に合った音を製作し続けてきました。復活する際0番に戻ったシリアルナンバーも現在は1700番を超え、再びその名は世に広がっています。

 そして2007年はヘッドウェイ誕生からちょうど30年、一つの節目として30th Anniversaryモデルを製作いたします。


〜 30th Anniversaryモデル 〜


ヘッド

バインディング

トップ材

ロゼッタ

Annivesary ロゴ

ボディーサイド
ヘッドは新たに加わったウッドイーグルの翼をアバロンにしたものとHEADWAYゴシックロゴを組み合わせたもの、バインディングはシンプルにヘリンボーンのみ。トップ材はジャーマンスプルース、ロゼッタにはアバロンを使用した3リング、指板エンドにはAnniversaryのインレイ。ボディーサイド・バックにはマダガスカルローズを使用いたしました。

ボディーバック

マダガスカルローズ

しかし、これはあくまで試作段階で、既に仕様変更が決まっている箇所も御座います。
どんなモデルになるかはお楽しみに!


30th Anniversaryモデルついに完成!

まず完成したのはHNです。
仕様はこちら


大まかなデザインは試作品と変わりませんが、細かい変更箇所があります。イーグルはハワイアンコアとメイプルを使用しています、ボディーバインディングも変更されております。指板のインレイも変更しました。